STEP2 プラスティック成型

シリコン型を使いルアーキャストソリッドでプラステイック成型する過程を解説します。
ここでは、基本的な樹脂成型の方法を図解で解説します。
準備するもの


ルアーキャストソリッド400g(A剤200g、B剤200g)
ライガ ルアーシリコン2001
硬化剤(シリコンとセット)

離型剤
ブロック(おもちゃ)
油粘土
締金具



カップ(プラスティックのもの)
割ばし(混ぜる棒)
計量機
(できればデジタル計りがGOOD。なければ、1000円ぐらいのクッキングメーターで十分OK。)

彫刻刀

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@プラステイック成型の下準備

 

(1)「1面型の製作」で作った1面シリコン型を使いプラステイック成型を行ないます。

まず、シリコン型とルアーキャストソリッドを準備します。 


Aルアーキャストソリッド(プラステイック樹脂)を調合する

(1)ルアーキャストソリッドを調合します。
次に、A剤、B剤を1:1の割合で調合します。
混合は、デジタル計りを使い重さの単位を基準に調合してください
ここでは、A剤10g、B剤10g(1:1)を調合しました。
備考:
通常のクッキング計り(デジタルではないもの)の場合は、カップを載せたときに指した重さからプラス10gまで注ぎます。
例えば11gを指したのであればそこから10gですから21gとなります。

(2)調合が完了したら、A剤、B剤が完全に混ざるようにかくはんします。

B 型に静かに素早く流しこむ

(1)かくはんが完了したら、1分以内を目安に型に流しこみます。

流し込む時は、←写真のように棒等のガイドを使ってゆっくり慎重に注ぎ込みます。

分量の目安
1面型の場合は、型の中が見えるので、型の形状に合わせて必要な部分まで樹脂を注ぎ込みます。

C硬化後、型から成型品を取り出す。

(1)ルアーキャストソリッド(プラステイック樹)は、20度の常温で約15分で硬化します。

樹脂の表面を軽く触り硬化している事を確認したら、型から成型品を取り出します。

(2)バリを紙ヤスリでとって、形を整えて完成です。


●応用●成型時に着色するテクニック

@パウダー状の染料を用意する

樹脂成型の工程で製品に着色する方法をここでは解説します。

(1)パウダー状の染料を準備する
ここでは、金のパウダー塗料を使います。

Aパウダー状の染料を筆でシリコン型に塗りこむ

(1)パウダー状の染料を筆を使い型の内部に塗りこむ

(2)ムラなく塗りこんだら、型を逆さにして余計なパウダー(染料)を落とす。

 

B樹脂を流しこみ硬化させれば完成

(1)パウダー染料が撒布された状態の型の上から、調合した樹脂を流しこみ硬化させれば←のような金色の成型品を作る事が出きる。